インフレ
8月の物価は前月比+3.1%、前年同月比+12%。
低所得者層にはたまったものではない。
早めにこのインフレを抑え込まないと政権の命取りになるのではないか。
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8月の物価は前月比+3.1%、前年同月比+12%。
低所得者層にはたまったものではない。
早めにこのインフレを抑え込まないと政権の命取りになるのではないか。
僕の声が聞こえたのかな。時間を追うごとに、安部辞任に関するBBCの分析が鋭さを増してきた。相変わらず皮相な分析を続けているCNNに完全に水をあけた。
BBCの底力を見抜けなかった僕の見識のなさを謝罪します。
ソフィア大学のHPにきょう掲載された。10月1日に始まる新年度のが、である。(仕事を持つ人のためのコースは実はすでに今月はじめから始まっている。)
日本にいた頃は次年度開始の半年以上も前に教授会で審議していたことを思い出す。
どちらがいいとか優れているとかという、つまらぬことを言いたいのではない。ソフィア大学は日本のどの大学よりも長い歴史を持つヨーロッパの名門大学である。日本は新参者で自信がないからいつも早め早めに焦ってことを決めようとするのだ、という解釈にも十分に説得力がある。
たった130年の歴史しか持たぬ日本の大学から来た新米教師は、9月に入ってからというもの、毎日毎日、年度暦が発表されるのを待っていた、ということを伝えたかっただけである。
少し調べ始めた。ブルガリアのみなさん、なかなか鋭い切り口でしょ、何もわかっていない僕にしては。
きょう東京のマーケットが下げているのは首相辞任による政治的混乱を懸念してのことだとBBCもCNNも解釈している。それはすでにある程度織り込んでいたという東京のアナリストの声も紹介しているがほとんど重視していない。放送局が選んだ「日本のスペシャリスト」たちによる無知と誤解に基づいた浅薄な「分析」が延々と続く。
わかってないなあ、と思う。
他者理解は難しい。僕がブルガリアのことについてあれこれ言うたびに友人たちが「わかってないなあ」という顔をして、「あのね、先生、・・・」と教えてくれている時の気持ちがよくわかる。
待てよ、本当はそれもわかってないのかも。
aozoraさん(http://bemberski.blogspot.com/)が挙げるブルガリア人と日本人との共通性の中に次のようなものがある。「歓迎心」「外に対する敬意」「勤勉さ」「好奇心」。
他者への関心が高くホスピタリティーにも富んでいるわけだから、当のゲストは自分はうまくやっている、歓迎されている、高く評価されている、という誤解をする。しかし一方でホスト側は勤勉にまじめにものごとに取り組もうとしているわけだから、当然のことながらゲストへの評価も実は冷静に、厳しく行っている。
そこに悲喜劇が生まれる。
aozoraさんは正しい。
四分の一ほどまで読んだが、結局今回もとうとう放り出した。何度目かの挑戦で、今回は日本文字に飢えている状況であるから、ひょっとしたらと期待していたのだが、それでもだめだった。
日本語で書かれた作品で最後まで読めない経験を繰り返してきたのはこの人だけだ。
この人の「日本語」と私の「日本語」は異なる言語なのだと解釈するしかない。見かけが同じであったり似ている場合、かえってその本質的な差異は見えにくい。
この人にはもともと縁がなかったのだと、もうあきらめることにする。
人格・思想・能力、あらゆる角度から見てリーダーとして不適切な人物がようやくその地位を追われる時、社会は冷淡な態度をとる。
しかし、その人物は軍事クーデター、賄賂、脅迫などの手段を用いてその権力を奪取したわけではない。選挙や協議などのいくつもの民主的なプロセスをを積み重ねた上で、社会がその人物をリーダーとして選んだのである。社会から「あなたには私たちのリーダーとしての資格がある。」と繰り返し言われ続けたら、その程度の人物であれば自己を極度に過大評価するという愚を犯すのは無理もない。総体としての能力が低いのだから自己評価能力が低いのは不思議なことでも何でもない。
社会は自らの器にふさわしいリーダーしかもつことができない。
自業自得である。
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